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2009年04月06日 (月) | Edit |
法界山 大日寺(ほうかいざん だいにちじ)
●本尊/大日如来
●真言/おん ばざら だどばん

本堂

●宗派/真言宗智山派 ●開基/行基

高知県香美郡野市町母代寺476
二十七番札所から約42km歩くと約10~12時間
駐車場30台(無料)

聖武天皇の勅願により行基が開基した。
その後まもなく荒廃したが、弘法大師が訪れて再興した。
明治時代に廃寺となってしまったが、地元の人々の手で
本堂は守られ、明治27年に再興された。
本堂には行基作といわれる大日如来が安置されている。
像は四尺八寸二分(約145cm)の坐像で、中四国では
最大級といわれており、国の重要文化財にも指定されている。
脇仏は智証大師作の聖観音像で、こちらも国の重要文化財。
残念ながらどちらも非公開となっている。

山門

石段の途中に建つ10本柱の山門をくぐって境内に入る。
早春にはサンシュウの花、春にはしだれ桜、10月中旬以降には
十月桜や万両が美しく、四季折々の風情を楽しめる。

大師堂



二十八番札所の納経
二十八番札所の納経

☆一口メモ/爪彫薬師(つめぼりやくし)
         本堂から少し離れたところに奥の院の小堂があり
         弘法大師が爪で彫ったとされる薬師如来・爪堀薬師の
         霊木がある。大師が掘った楠は倒れてしまったため
         その木を安置したもの。目・耳・口・鼻など首から上の
         病気にご利益があると伝えられている。

四国を駆け抜けた男道楽斎―天保元年「四国遍路連々艸」より四国を駆け抜けた男道楽斎―天保元年「四国遍路連々艸」より
(2006/05)
阿部 明子

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